ベンリアックは1897年に創業しましたが、直後の1903年から1965年までは休止状態が続き、その後はシーバスのメインモルトのひとつとして縁の下の力持ちの役目を果たしてきました。2004年に現マネージング・ディレクターのビリー・ウォーカーらが買収しグループから独立した後、ヴァラエティーに富んだシングルモルトを発売し、ベンリアックの名前が前面に出るようになりました。 そのわずか3年後の2007年にアメリカのウイスキー専門誌モルトアドヴォケートでディスティラリーオブザイヤーを獲得し、世界一の蒸溜所に登りつめました。これはニューオーナーであるビリー・ウォーカーの革新的なアイデア、生産するシングルモルトの質の高さなどが総合的に認められた為です。 エルギンに位置するベンリアック蒸留所は、クラシックなスペイサイドタイプのんモルトとピーティータイプの2つのタイプのシングルモルトを製造するユニークな蒸留所で、一部伝統的なフロアモルティングを復活させ、蒸留所内で麦芽の供給を行っています。 ノンピートタイプはスペイサイドらしく、華やかでバランスが良く、飲み口の良い甘口モルトです。ピーティータイプは甘さとスモーキーさが見事に融合し、スペイサイドモルトの新たな可能性を感じさせてくれます。

BENRIACH The Twelve Speyside Single Malt Scotch Whisky

ナチュラルカスクカラー ベンリアック トゥエルブを造るために、ベンリアックの原酒はシェリー樽、バーボン樽、ポート樽で最低12年間、3つの樽で熟成されます。それぞれの樽のウイスキーを巧みにマリアージュさせ、焼き菓子、メープルハニー、ココアの味わいが層になり、サルタナとスパイスモカの余韻と完璧にバランスした、滑らかでシェリー酒を思わせるシングルモルトに仕上げています。

Tasting Notes

COLOUR：Golden bronze
NOSE：Rich maple honey, cocoa and baked forest fruit
TASTE：Maraschino cherry, baked orange and hazelnut, with a lingering sultana and spiced mocha finish
SMOKE LEVEL：Nil

RACHEL BARRIE：MASTER BLENDER

Sherry rich maturation brings incredible depth to this expression and layers of dark berry fruits. It encaptures the flavours of Benriach in the autumn.

BENRIACH The Twelve Speyside Single Malt Scotch Whisky

NATURAL CASK-IMPARTED COLOUR

To make Benriach Twelve, Benriach spirit is three cask matured for at least twelve years in sherry casks, bourbon barrels and port casks. The whisky from each cask is then expertly married together to create a smooth, sherry-rich single malt, layered with baked fruit, maple honey and cocoa, perfectly balanced with a lingering sultana and spiced mocha finish.

１８９８年創業、スペイサイドの中心に位置する。ノンピートの大麦麦芽とピートを使用した大麦麦芽の２つのタイプのシングルモルトウイスキーを製造するユニークな蒸溜所。この斬新な“ダブル蒸溜”の伝統と、希少となった自社内でのフロアモルティング、熟成と仕上げに様々な樽を使用する革新的な製造方法が特徴。








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